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発想次第で居抜き物件は魅力にあふれている
これから自分の夢見ていた事業が始められると思うと誰もがワクワクした気持ちになるのは自然なことです。店を構えるにしても、内装や扱う道具など、全てを一から選ぶ楽しみはこれから始める上でも外せない部分かも知れません。
しかし半年後、一年後、その事業を続けていられることはもっと大切なことです。だとしたら開業した後に、継続出来ることを最優先として選択していく必要があるはずです。
居抜き物件と言うのは、それまで何か商売をされていて明け渡されたものを言います。そのために基本的な設備が整っているなど、リーズナブルに開業準備が可能です。
特に新規で事業を始めたいと考えている場合には、発想を転換出来れば開業準備金を抑えられるので人気があります。確かに自分の理想とは異なることもあるかも知れません。
しかしこの先、開業し軌道に乗って来るまでの期間を考えれば、事業資金が少しでも手元に残っていた方が安心できるのは誰でも同じです。だとしたら、優先順位を考えて、居抜き物件を優先的に探してみることは成功の第一歩と言えるでしょう。
実際に人気店になれば、もっと広い物件に移ったり、2号店や3号店と事業展開していく事も珍しくはありません。つまり事業を始める上では、最初の一歩をどう踏み出すかで、その後の歩み方が異なって来ます。開店準備に予算を使い過ぎて余裕がないまま経営を続けて行くくらいなら、もっと先を見据えた強かさがあって後悔はしないはずです。
これから開業する上でも、居抜き物件を見て回ることはとても重要です。なぜなら、そこで実際に商売が行われていて、成功して移転することになったり、また夢半ばで店を畳むことになったりと、前オーナーの奮闘ぶりを肌で感じることが出来るからです。事業を軌道に乗せて行く為にも、出来ることなら無駄なロスは少なくしなければいけません。そして、得られるアイデアが見つかれば、それは有り難く使わせてもらいましょう。
そう考えると、他の人が実際に商売していた物件には、これから直面することになる現実がそのまま残っている貴重な場所でもあるわけです。物件を訪ねてみると、良いと思ったところや悪いと感じたところが必ずあるはずです。
さらに賃料や修繕費など考慮し、これから始める上で適した物件なのかも具体的に検討が出来るでしょう。立地の良さ、客層、入店のし易さや店舗の広さ、客観的な情報だけでは読み取れない部分も、居抜き物件だからこそ分かることも少なくありません。
必要なのは、経営を続けていくことです。発想を変えるだけで、居抜き物件は多くを教えてくれるはずです。